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メジロマックイーン関連ニュース

ネオマックイーンが繁殖入り


 1999年のデビュー以来、長きに渡ってぼくたちを楽しませてくれたネオマックイーンが繁殖入りすることになりました。
 ネオマックイーンは1999年の5月に道営競馬所属としてデビューすると、同年の交流G3エーデルワイス賞で3着に入るなどの活躍を見せたのち、翌年にJRAへ転入。
 転入後は栗東の佐々木晶三厩舎所属として61戦ものキャリアを積み上げ、3勝をマーク。
 昨年(2006年)4月29日のレースを最後に、再びデビューの地である北海道競馬へ籍を移すと、転厩初戦となった 『新冠町軽種馬生産振興OP』では見事に4年ぶりとなる白星をあげました。
 その後は道営記念を目指して調整していましたが、小さい剥離骨折が見つかり休養へ。調教師の意向もあり今シーズン4月の門別開催で復帰予定でしたが、復帰初戦の1週前追い切りで脚部に不安を発生したために、ここで現役を退くことになりました。
 5月1日に生まれ故郷である庄野牧場に帰ってきたネオマックイーンは、故障箇所を痛がることもなく、24歳になった阪神牝馬特別の覇者シヨノリーガルと一緒に放牧地を歩き回っているそうです。
 庄野牧場の庄野宏志さんによれば 「若馬のようにうるさいところはありませんが、朝の放牧の時でも勢いよく馬房から出て行きます」 とのことで、まだまだ元気も活力も衰えていない様子。
「今年はステイゴールドを種付しようと思い、良い発情が来るのを待っているところです」
 70戦近く走りぬいたタフさもさることながら、小柄な身体から繰り出される切れ味鋭い末脚がネオマックイーンの最大の魅力。彼女とステイゴールドとの配合で思い浮かぶのは、もちろんあの馬です。
 ネオマックイーンの仔らしく末が切れる馬がこれから続々と誕生してくれること、そして彼女自身がその競争生活のように長く元気で過ごしてくれることを願ってやみません。
 現役生活おつかれさまでした。

 最後に。
 大変お忙しい繁殖シーズンにも関わらず、こちらの取材に快くメッセージを寄せてくださった庄野牧場の庄野宏志さんに感謝いたします。
 ありがとうございました。
 なお庄野牧場のサイトはこちらになります。

[2007 05/10]

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