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昨日(9月23日)行われた神戸新聞杯(GII)にドリームジャーニーと共にホクトスルタン閣下が出走しました。
「粘れ、ノリ頑張れ、粘れ、粘れ、粘れ!!」
青葉賞で暴走して沈んだのはたった数ヵ月前のこと。前の馬を追いかけてしまうために抑えきれなかった閣下は、来る夢舞台のために自分を自制できる大人へと変貌していました。
同日の中山でオールカマーを勝ったマツリダゴッホを捨ててまで阪神に来た横山典弘の思いに応えるように、閣下は逃げることなく2番手でばっちりと折り合います。
大きな大きな収穫でした。折り合いさえ付けば、自分のリズムでさえ走れればその強さはいまだ未知数。
4角手前で閣下のお気に入りのポジションを獲得すると、直線は必死の逃げ込み。
迫るアサクサキングスに対して、二度、三度と脚を繰り出し必死に引き離そうとするも、その外から一気に迫ってきたのが末脚勝負に賭けていた武豊とドリームジャーニーでした。
4着。
それは特出すべき数字ではないのかもしれませんが、我々にとっては、そして陣営にとって勇気と希望を与えてくれる大きな数字になりえます。
10月21日の夢舞台へ、「出られれば勝てる」なんて思うのはやめましょう。
「勝つために出る」
そう強く心で叫び続けていれば、自ずと道は開けるはず。
勝つために絶対に出る。
[2007 09/24]