サドラーズアレグロが復帰も3着に

　8月の川崎競馬で7ヶ月ぶりにレースに復帰するも落鉄のため敗戦。さらには先月の戸塚記念も馬インフルエンザで出走を断念せざるえず、ツキに見放されているサドラーズアレグロ坊ちゃんが、本日の川崎11R 七里ヶ浜特別で戦線に復帰しました。
　予定では先週の大井開催で復帰の運びでしたが、大井競馬場で行われたスクーリングで激しい物見を見せたために、昨年の中山で味わった苦い経験から出走を自重。地元、川崎競馬での出走となりました。
　レースはすんなりと2番手に付け、「これなら楽勝」と思わせましたが、3頭による直線の叩き合いを制することはできずに3着に敗れました。
　この日は初めてチークピーシーズを着用。できるだけ矯正具を使わないことで知られる池田調教師にしてはとても珍しい決断で、期待の高さと同様にアレグロ坊ちゃんのやんちゃぶりがうかがえる一つのいい例なのかもしれません。
　残念ながらまたもや期待はずれに終わってしまいましたが、今はまだ坊ちゃんの段階。
　彷徨っている運も含めて、すべてのピースが形になったときに、その真価を見せてくれるはずです。