オリエンタルアートの2番仔アルスノヴァがエリカ賞を快勝

　本日（12月8日）の阪神9R エリカ賞（2歳500万）芝2000mに出走したアルスノヴァが、見事に2勝目を挙げました。
　レース序盤はやや掛かり気味に3、4番手を先行していましたが、向正面に入ると徐々に落ち着きを取り戻し、4角では豊の馬を先にやってから追い出す余裕の手応え。
直線に入ってからは力強い伸び脚で一間歩ずつ前との差を詰めると、きっちり差しきったところがゴールでした。
　アルスノヴァはこれで3戦2勝。
　出世レースでもあるエリカ賞を制したことで、来年の展望が一気に開けてきました。
　奇しくも今日の鳴尾記念（GII）で走った兄のドリームジャーニーよりもスケールが大きく、その分だけ嫉妬もやや増えてきそうなのが、来年に向けての一抹の不安でしょうか。
　なお母のオリエンタルアートはドリームジャーニーに続いて、2年連続でクラシック候補生を輩出したことになり、BMSマックと共に今後もより一層の注目を集めてきそうです。