メジロマックイーン関連ニュース
本日2023年6月1日に園田競馬場で行われた第61回六甲盃 ダート2400mにグリードパルフェが出走。
レース序盤は先行集団の外目でじっくりと構えていましたが、2周目1コーナー過ぎから徐々に前へと進出、2周目3コーナーからは外から来た1番人気馬ラッキードリームとのマッチレースの様相を呈し、そのままゴールまで激しい競り合いが続きましたが、これをアタマ差抑え切って優勝しました。
グリードパルフェは父トビーズコーナー、母エムオーフィーバー(母の父メジロマックイーン)という血統の7歳牡馬。
まるでナリタブライアンとマヤノトップガンの競り合いを彷彿とさせる凄まじいマッチレース。
年に1回見られるか見られないかと思うぐらいすごい競馬でしたが、元々はジャパンダートダービーにも出走した南関東の強豪馬だけあって、地力の違いを見せつけてくれました。
7歳を迎えた今季ですが、充実ぶりは成績欄を見れば誰の目にも明らかで、大器の予感漂っていた母エムオーフィーバーがようやく出してくれた逸材への期待は膨らむばかりです。
レース結果・映像はNAR公式で。
2021年の高知県知事賞、今年のはがくれ大賞典に続いて重賞3勝目となったグリードパルフェは、通算56戦10勝の戦績になりました。
[メジロマックイーン・クロニクル]
[メジロマックイーン産駒の繁殖牝馬]
赤岡修次騎手騎手
「(ゴールの瞬間は)ほっとしました。前回のオグリキャップ記念も外から少しだけ差されてしまい、並んでいたら交わさせないので、他の馬がピュッとくるなという感じでした。横にいたのがラッキードリームで、どのくらい力が残っているかという感じでしたが、しのいでくれたので、もともとの地力はこの馬も高いのだと思いました。高知では2年前に高知県知事賞を勝って、そこからはがくれ大賞典までなかなか重賞を勝てませんでしたが、遠征の長い距離のレースをたくさん勝っていけるように頑張っていきたいと思います。
きょうは多少カリカリしていましたが、馬場に出てから落ち着いてくれました。成長しているというか、他場に来ても落ち着いて走ってくれるので、それが力を出せている結果かと思います。かなりペースが遅かったので、ラッキードリームが先に動かないのなら動こうというのは思っていました。先に行って自分のペースを作っておこうと思って、それが、結果的にラッキードリームが来てからも粘りに繋がったのではないかと思います。園田ではたくさん重賞を勝たせてもらって、いろいろな調教師さんからも依頼をいただいて、相性のいいところだと思っています。これからも来る機会があれば頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いします」
(ラジオNikkei より)