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本日2023年12月2日の中山11R スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(GII)芝3600m に出走したアイアンバローズが、レース序盤は2番手から1周目3コーナー過ぎにハナを奪い返すと、2周目スタンド前からは単騎の大逃げ状態に。終始一定のリズムから2周目向正面で息を入れつつ後続を引きつけると、直線に入って後続を再び突き放して優勝しました。
アイアンバローズは父オルフェーヴル、母パレスルーマーという血統の6歳牡馬。
一年に一度しかない特異な距離と鞍上の積極的な姿勢によって生まれたマジックに、後続は為す術なし。
石橋脩騎手にはいつかの春天で苦杯を嘗めさせられましたが、今日はあの時と同じような競馬でこの馬の能力を証明してくれ、来年に向けて、掴んだタイトル以上の輝き持つ希望の光が差し込むレースとなりました。
レース結果・映像はJRA公式で。
待望の重賞初制覇を飾ったアイアンバローズは、この勝利で通算27戦5勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は46個目の重賞タイトル獲得(海外重賞4勝、地方交流重賞14勝、ジャンプ重賞2勝)で、今季46勝目。
通算512勝目になりました。
またオルフェーヴル産駒は2020年オセアグレイト(記事1)、2022年シルヴァーソニック(記事2)に続く、ステイヤーズステークス3勝目となり、種牡馬オルフェーヴルの多様性を現す代表的なレースの一つになったかもしれません。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
[オルフェーヴル産駒 海外勝利一覧]
石橋脩騎手
「よく頑張ってくれました。(一気に先頭に立った時には)ペースを遅くはしたくなかったですし、この馬が残れるペースを考えながら、あそこは自分のペースで行こうと思いました。体力がある馬だと感じていて、そういうレースをしようと考えていたので良かったです。(久々の騎乗で)また騎乗依頼をしてもらえたので、その時には重賞を勝てなかったのですが、勝てて良かったです。今日は本当によく頑張ってくれたので、この先も頑張って欲しいですね」
(ラジオNikkei より)