2023年度JRA賞「最優秀障害馬」をマイネルグロンが受賞

2023年度のJRA賞が発表になり、「最優秀障害馬」をマイネルグロンが受賞しました。
メジロマックイーン・ファミリーとしては、2017年のラッキーライラックの「最優秀2歳牝馬」以来となるJRA賞受賞となりました（記事1）。

マイネルグロンは平地の未勝利戦を勝てそうでなかなか勝ちきれずにいましたが、ジャンプレースに転向してその秘めたる才能を一気に披露。
特に2023年に入ってからの躍進は目覚ましく、圧巻の4連勝（1,2,3）で、あっという間にジャンプ界の新王者へとのぼりつめてくれました（記事2）。

今季はまだ明け6歳のシーズン。
オジュウチョウサンの蹄跡追い、さらにその先へと。
楽しみな1年が待っています。

青木孝文調教師
「まずシンプルにうれしいです。本当に光栄です。中山大障害を無事にゴールしてくれて、G1を勝っただけでは最優秀障害馬のタイトルを取れないとは思っていたので、大障害を含めたそれまでのレースでの走りも評価していただけたのかと思います。素直に喜びたいですね。生産、育成をした牧場のみなさん、馬主さん、多くの方に支えられてここまできて、お世話になった方に大きな勲章でお返しできたのは良かったと思います。前走後は体も脚元も全くと言っていいほど問題はありません。疲労感も過酷なレースを走ったとは思えないほどでした。馬は5日に放牧へ出ています。春の最大目標は中山グランドジャンプになると思うので、そこから逆算して調整をしていきたいと思っています」
（スポニチより）