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本日2024年4月20日の福島メイン、第21回福島牝馬ステークス(GIII)芝1800m にゴールドシップ産駒のウインピクシスとエリオトローピオが出走。マイペースの逃げから直線懸命の粘り込みをはかったウインピクシスが3着、後方から脚を伸ばしたエリオトローピオが7着に入りました。
レースは好スタートからウインピクシスが無理することなくハナに立ち、単騎でマイペースの逃げに持ち込む理想の展開。
3コーナーで大きな落馬事故がありごちゃごちゃとした流れの中で、終始自分のペースで競馬をしていたウインピクシスがゴール直前まで粘っていましたが、惜しくも差されて重賞初制覇とはなりませんでした。
またエリオトローピオも運良くアクシデントに巻き込まれることなく、直線内からよく脚を伸ばして今後に向けて明るい兆しを見せてくれました。
事故の大きさを考えると決して手放しで喜ぶことは出来ませんが、2頭のレースとしてはポジティヴに受け止められる内容でした。
先日の悲しい出来事から時間もあまり経っていない中で、今日も落馬が多く、勝っても負けても気持ちよく「グッドレースだったね」と笑えるよう、なんとかこの負の連鎖が終わってくれることを願うばかりです。
レース結果・映像はJRA公式で。
ウインピクシス:松岡正海騎手
「状態が良かったですし、マイペースで行けました。最後も渋太く頑張ってくれました。この形でまた重賞に挑戦したいですね」エリオトローピオ:石橋脩騎手
「初めて乗ったのですが、返し馬の雰囲気は良かったです。コースが合いますし、暖かくなって調子が上がっているのだと思います。脚を溜めて内を回ろうと思っていましたが、その通り走れました。直線に入ってからは5着はあるなという脚を使ってくれました。しかし、道中は無理なく、あれだけ脚を溜めても最後は止まってしまいました」(ラジオNikkei より)