メジロマックイーン関連ニュース
本日2024年7月28日に札幌競馬場で行われた第72回北海道新聞杯クイーンステークス(GIII)芝1800m に、ゴールドシップ産駒のウインピクシスとコガネノソラが出走。
中団から直線馬群の真ん中を綺麗に抜け出したコガネノソラが、ゴール前の接戦を制して重賞初制覇を果たしました。
コガネノソラは父ゴールドシップ、母マイネヒメルという血統の3歳牝馬。
淡々と流れるレース展開の中で、ウインピクシスが勝負所早々に手応えを無くしてしまったのは意外でしたが、変わって進出してきたコガネノソラの末脚は確実で、ゴール前は後続馬との競り合いになりましたが、最後まで脚色衰えることなく押し切ってくれました。
51キロの軽斤量だった3歳牝馬によるワンツーで、口の悪い人は「斤量差に救われた」とか言ってきそうですが、好機を逃さず生かし切ることがどれだけ難しいことか。
勝てそうなチャンスをしっかりと勝ち切ったこの馬は、「さすが3連勝でオークスにまで駒を進めた実力馬」と言う他なく、この馬の未来を映し出す黄金の空はどこまでも大きく広がっていることでしょう。
なお同じゴールドシップ産駒のウインピクシスは、よもやのしんがり負け。
レース後のコメントでジョッキーが脚元を気にしており、今後の動向が心配されます。
レース結果・映像はJRA公式で。
重賞初勝利のコガネノソラはこれで通算8戦4勝の戦績に。
ゴールドシップ産駒は10度目の重賞制覇で、今季33勝目。
通算222勝にまで伸びました。
[ゴールドシップ産駒 勝利一覧]
[メジロマックイーン・クロニクル]
丹内祐次騎手
「51キロだったので、多少外を回っても大丈夫と思っていましたし、落ち着いて乗っていこうと考えていました。どこかで動ける場所にいられればと思っていました。手応えはあったので、あとはどこから動いて行くかでした。攻め馬にずっと乗ってこの馬の事は把握していましたし、自信を持って仕掛けました。攻め馬から良い脚を使えていたので、自信はありました。見た目はそれほど走る感じはしないのですが、乗るとバネがあって凄く良い馬です。また乗れると良いですね。今後とにかく無事にいってくれればと思います」
(ラジオNikkei より)横山和生騎手
「あがりかけに歩様が悪くなった。何もなければいいんですが……」
(東スポより)