コラソンビートは好位置でレース進めるも直線伸びず（オーストラリア・ゴールデンイーグル結果）

現地時間2024年11月2日にオーストラリアのローズヒルガーデンズ競馬場で行われたゴールデンイーグル（格付けなし）に、オルフェーヴルの孫コラソンビートが出走。
外枠スタートからから先行集団の外でレースを進め、良いポジションで勝負所を迎えましたが、直線はまったく伸びず、最後は無理をせずに流しながらゴールに入線し20着に敗れました。
コラソンビートは父スワーヴリチャード、母ルシェルドール（母の父オルフェーヴル）という血統の3歳牝馬。

直線までは本当にいい雰囲気だっただけに、追ってからのズルズル後退は意外でしたが、鞍上曰く「馬場にのめった」とのことで、直前に降った雨が大きく影響してしまったようです。
結果としては失敗に終わった意欲のオーストラリア遠征ですが、マイル路線を歩む3歳牝馬の選択肢拡大としては悪くない挑戦だったのではないでしょうか。
大事なのはこの挑戦を無駄にしないこと。
帰国後の巻き返しに期待です。

トミー・ベリー騎手
「道中はできるかぎり内を狙って、最低限、うまくポジションをとれました。すごくスムーズに進められていたと思います。直線に向いて手ごたえは十分にあったのですが、いざ追い出すとのめるような馬場を気にしているようで、全然加速できませんでした。最後は無理をしていません。直前の雨が痛かったですね。柔らかい馬場でこの馬にはむきませんでした。良馬場なら、こんな結果にはならなかったと思いますし、もっとやれたはずです。加藤先生から『距離はどうですか』ときかれましたが、少なくとも今日は距離の問題ではないですね。今日乗った限りでは、距離はこのくらいはもつと思います」
（ラフィアン公式より）