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本日2024年11月3日に東京競馬場で行われた第62回アルゼンチン共和国杯(GII)芝2500m に、ゴールドシップ産駒のマイネルメモリーとメイショウブレゲ、オルフェーヴル産駒のミクソロジーが出走。
道中偶然にも3頭がほぼ固まって中団後方寄りの位置でレースを進めると、雁行状態に広がった馬群の切れ目からマイネルメモリーが一瞬先頭、そしてバテた馬をじわじわと交わしながらメイショウブレゲが内から脚を伸ばし、最後は両馬よりさらに後方から一気の末脚を見せた馬の勢いに屈しましたが、マイネルメモリーが5着、メイショウブレゲが7着に入線しました。
マイネルメモリーは父ゴールドシップ、母コスモエンドレスという血統の4歳牡馬。
メイショウブレゲは父ゴールドシップ、母メイショウスイヅキという血統の5歳牡馬。
ミクソロジーは父オルフェーヴル、母スターエンジェルという血統の5歳牡馬。
敗れはしましたが、マイネルメモリーが初めての距離、競馬場でいつもと同じような脚を見せられたことは大きな収穫。
本質的には東京2500m は長いのかもしれませんが、前が崩れる厳しい消耗戦だったことを踏まえれば、展開次第ではこのくらいの距離でも十分こなせそうで、今後に向けて大きな可能性を示してくれました。
またメイショウブレゲも持ち前のしぶとさを発揮して、目黒記念とは違った内容を披露。
これまで通りであれば苦手そうな条件でしたが、ここでも力を見せたことで、次走以降への楽しみが増してきました。
一方で心配なのは、しんがり負けを喫したミクソロジー。
道中の雰囲気は悪くなかったですが、直線はまったく抵抗できず。
立て直しにはまだもう少し時間がかかるのかもしれません。
レース結果・映像はJRA公式で。
マイネルメモリー:アンドレアシュ・シュタルケ騎手
「ペースが流れていたので、リズム良く道中を走れて脚を溜められました。ペースが速かったので、加速に時間はかかりましたが、いい脚を使ってくれました」メイショウブレゲ:酒井学騎手
「スローになると思っていましたが、流れて理想の展開になりました。道中も力むことなく上手に走れましたし、直線に向いての手応えも十分にありました。前が開いたときも伸びてくれましたが、今日の感じだと馬場の内外の差があったのかなと思います。それほど弾けませんでした」ミクソロジー:三浦皇成騎手
「前回が長期の休み明けでスローの後ろからという競馬でしたが、一気にペースが上がって内の馬場がタフだったこともあり、追走がいっぱいでした。3コーナーが掘れていて、4コーナーで脚を取られたときに気持ちがなくなってしまいました」(東スポ競馬より)