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本日2025年12月6日に中山競馬場で行われた第59回スポーツニッポン賞ステイヤーズステークス(G2)芝3600m に、ゴールドシップ産駒のヴェルミセル、マイネルカンパーナ、メイショウブレゲ、オルフェーヴル産駒のミクソロジーが出走。
JRA最長距離レースらしく、スタートからスローに流れた中でミクソロジーが2番手、マイネルカンパーナが4、5番手の内、ヴェルミセルが中団、そしてメイショウブレゲがいつものように後方で構えると、レースは2周目に入っても大きな動きはなく、最後の4コーナーでミクソロジーが先頭に立ち、そのすぐ背後からマイネルカンパーナとヴェルミセルが迫り、各馬大接戦のゴール前でマイネルカンパーナが際どく前に迫って2着に入りました。
4コーナーではマイネルカンパーナに1番の勝機が見えましたが、そこからスパッと切れずにジリジリなのがいかにもゴールドシップらしく、それでも最後まで頑張って脚を伸ばすのもゴールドシップらしい愛くるしさで。
勝ちきれなかったのは残念でしたが、地力強化は明らかで、今後が楽しみになってくる競馬でした。
ヴェルミセルもよく頑張っていますが、こちらも早い上がりの脚が要求されるのは厳しかったでしょうか。
来年は明けて6歳。
牝馬だけにその動向が注目されます。
12着に終わったミクソロジーは、直線入り口の雰囲気は最近の中では一番良いもので、闇に包まれていた現状に一筋の光を見出したかもしれません。
次走の走りに期待です。
展開が向かなかったメイショウブレゲですが、今回も最後までよく頑張って勝ち馬とは1秒にも満たない差だったので、今後も注文をつけての一発狙いでチャンスを待つことになりそうです。
レース結果・映像はJRA公式で。
マイネルカンパーナ:津村明秀騎手
「もう少しでした。いいところにつけることができましたし、道中の折り合いもつきました。4コーナーでもっとスッと動けていれば…というところでした。ここにきて馬は力をつけていますし、長い距離に適性はあります」
ヴェルミセル:鮫島克駿騎手
「ペースが遅くて、結果的には瞬発力勝負になってしまいましたからね。そういうことを考えながら乗ったのですが、できれば上がりがかかる展開になってくれれば良かったです。今日は流れと馬場がこの馬向きではなかったです」
メイショウブレゲ:石橋脩騎手
「「馬の調子はすごく良さそうでした。目黒記念のときに先行してもうひとつだったので、後ろから行ってハマるかハマらないかのレースをしました。去年5着したときもそういうレースだったので。今日のこの馬場とこのペースでどうかなというところはありましたが、それでも最後まで走り切ってくれています」
ミクソロジー:石川裕紀人騎手
「好位でスムーズに運べたのですが、最後は気持ちが途切れたかなという感じです」(東スポ競馬より)

