レース後評

レース前短評

今週行われるすべての重賞、ダイヤモンドステークス、京都牝馬ステークス、フェブラリーステークス、そして小倉大賞典、すべてにオルフェーヴル産駒がエントリー。そのいずれのレースもチャンスがありそうで、改めてオルフェーヴルの素晴らしさを実感させられる。
中でも一番の期待は、ダイヤモンドステークスに出走するオーソリティになるだろうか。有馬記念は勝負所で手応えがなくなってしまう「まさか」の競馬だったが、あそこまで負けるほど力が劣ってるとは到底思えず、休み明けを快勝したアルゼンチン共和国杯の反動があったと考えたい。3400m という距離に対しての適性は分からないが、今年一年を引っ張っていってほしい馬。良い競馬を期待したい。
日曜日の東京競馬ではフェブラリーステークスにヘリオスが出走するが、その一つ前のレースには、これまた今年一年の期待が集まるヘイルメリーがスタンバイ。ここまで3戦3勝、いずれも大物感たっぷりのレースぶりで、この先どこまでいけるのかワクワクが止まらない馬だ。今回は初コンビとなるルメール騎手が手綱を取ることになり、陣営もいよいよ力が入ってきた。どんな走りを見せてくれるだろうか。
時にドバイ行きや海外行きの切符がかかっていることもある3歳のダートオープン戦、ヒヤシンスステークスにはタイセイレジェンド産駒のタイセイスラッガーが出走する。デビュー時から高い素質を見せてくれていたが、ここにきて2連勝と勢いに乗ってきた。勝てば父のようにドバイへ遠征するかもしれず、レース後を含めて楽しみだ。