レース後評

レース前短評

東上最終便となる京都新聞杯にゴールドシップ産駒のヴェローチェオロとマカオンドール、オルフェーヴル産駒のゲヴィナーが出走する。
昨年は重賞の壁に跳ね返されたマカオンドールだが、今年に入ってからの充実ぶりは目を見張る。前走の内容も非常に濃く、ここでしっかりと賞金を稼いで大一番へと向かいたい。
強行軍から一息入れた前走、しっかりと勝ち切ったヴェローチェオロ。もともと重賞でもやれる手応えのあった馬だけに、3度目となる重賞挑戦で冠に手が届いてもなんら不思議ではない。楽しみな一戦だ。
1戦1勝のゲヴィナーは、ステイゴールド産駒の兄ステイフーリッシュとの兄弟制覇がかかる。キャリア2戦目でのGII 制覇はそう容易くはないだろうが、そこは金子真人ブランドの馬だけに、何が起こっても不思議ではない。
日曜日の新潟メイン、新潟大賞典にはバイオスパークとヒュミドールがスタンバイ。
去年の夏からよく頑張ってきたヒュミドールにとっては「そろそろ」の予感がする一戦。今の荒れた新潟競馬場の馬場も合いそうで、期待は大きい。
今年に入ってから成績が一息のバイオスパークだが、2000m のローカル重賞は一番の得意舞台。巻き返したい。