レース後評

レース前短評

トゥラヴェスーラが京王杯以来の実戦復帰を迎える。昨春の走りは素晴らしく、それだけに順調に1年間使えなかったことは残念だが、強い短距離馬たちが去るのをじっと待っていたと考えたい。重賞タイトルを手に、高松宮記念へ向かいたい。
オープンに上がってからは苦戦しているザイツィンガーだが、毎レースしっかりとした脚は見せてくれている。昨年の阪急杯も悪くない競馬で、条件は合うのだろう。ハマってくれれば。
東の中山記念では、ヒュミドールが今季初戦を迎える。一昨年の秋くらいからじわじわじわじわと力を付けていて、そろそろ重賞にも手が届きそう。今回は鞍上にミルコを迎え、休み明けとて勝負気配が漂う。開幕週の早い馬場が合うかは分からないが、更なる成長で時計の壁すら突破したい。
阪神の芝3200m というオールドファン大歓喜のレースに、レジェンドを背にしたゴールドシップ産駒が登場と、これまた古いマックファンが大喜び。いかにもここを目標にしてきた馬ばかりで、簡単な競馬にはならないだろうが楽しみな一戦だ。