レース後評

レース前短評

秋華賞と菊花賞へ向けてのトライアルレースにメモリーレゾンとショウナンマグマがスタンバイ。
ローズステークスに出走するメモリーレゾンは、連勝して夏休みに入る理想的な流れからトライアル戦に挑む。春のクラシック戦線には縁がなかったが、素晴らしい末脚の持ち主で、重賞でその姿を見られる日を心待ちにしていた。大いに期待したい一戦だ。
一方セントライト記念に出走するショウナンマグマは、前走のラジオNIKKEI賞でしっかりと巻き返してくれた。前走の勝ち馬が古馬重賞でも勝ち負けの競馬をしてくれたことで、この馬の実力も伺い知れるが、問題はその力をちゃんと出し切れるかどうか。難しい一族を横山武史騎手がどう御すか楽しみにしたい。
日曜日の中山ではウシュバテソーロがダート2戦目の競馬を迎える。初ダートの前走は馬場状態も合ったのか猛烈な強さだった。ここも楽勝するようならこの秋が楽しみになってくる。7歳の秋にして初ダート挑戦のバイオスパークともども注目している。
今季2歳世代が良い走りを見せているゴールドシップは今週も大挙出走で初勝ちを狙う。どの馬も良い走りをしていていつ勝ち上がってもおかしくないが、そういう馬がずるずる未勝利を転戦していく姿もたくさん見ているので、ここらでさっさと勝ち上がってもらいたい。