レース後評

レース前短評

ナイトインロンドンとマイネルラウレアが菊花賞に出走する。
4連勝の期待大きかったナイトインロンドンの神戸新聞杯は、好位からまさかの直線失速と、見事なまでに重賞の壁に阻まれてしまった。血統的に「3000mはどんとこい！」という感じではないが、それでもマックの血筋を淀の長距離戦で期待しないわけにはいかない。なんとか巻き返しを！
何を熟慮していたのか、鞍上がなかなか決まらなかったマイネルラウレアも無事に菊花賞へとエントリー。現状はスローペースの追い込み競馬が一番この馬の良さを出せそうで、そうなると最後の勝負所で下り坂も使える京都の長丁場は待ちに待った舞台と言えそう。有力馬が抜け出したすぐ背後に白い影。そんなシーンを期待したい。
土曜日の東京、富士ステークスではソーヴァリアントが初のマイル戦に挑戦する。前走ようやく復活の足がかりを掴んだ直後だけに、ここでのマイル転向は驚きもあるが、猛烈な強さを見せてくれるんじゃないかという期待感も同じくらいある。この秋こそはなんとしてもビッグタイトルが欲しい馬。勇敢な挑戦が実を結んでくれることを願っている。