レース後評

レース前短評

今週の重賞に出走馬はいないが、日曜日の京都、比叡ステークスはなかなか熱い。
3連勝を狙うオルフェーヴル産駒のアスターブジエ、このクラスでは実績上位のゴールドシップ産駒マイネルエンペラー、そして同じくゴールドシップっ仔のキントリヒとマイネルカンパーナが名を連ねた。
3勝クラスまで上がってくると、なかなか4頭の激突というのは見られないが、それだけこの1年各馬頑張ってきたということだろう。勝って来年をオープンで迎えるのは誰か。とても楽しみなレースだ。
東京で出走するネイビースターも、2勝クラスの馬だが熱視線を送りたい。ドゥラメンテ産駒の大型馬もあって、なかなか順調に使えないが、勝つ時はいつも鮮やかで、素質の高さは疑いようがない。6月以来の競馬になるが、休み明けは問題ないタイプで、また鮮やかな勝ちっぷりを見せてほしい。
土曜日の京都では、バロネッサが勇躍関西遠征で2勝目を目指す。この馬の溢れるばかりの素質は前走を見ても明らかで、こんな所で躓いてもらっては困る。今回もダート戦になるが、来年はもう一度芝路線も再チャレンジしてほしいし、そのためにはここは通過点にしてもらいたい。