レース後評

レース前短評

春の中山グランドジャンプ後に屈腱炎を発症して全治9ヶ月とも伝えられていたマイネルグロンだが、脅威の回復力で暮れの大一番に間に合わせてきた。脚元に爆弾を抱えていることは不安ではあるが、まともなら昨年のレースからも力の違いは歴然だろう。まずは無事に。そしてその先には絶対王者復権の報が。
京都ではトゥラヴェスーラが阪神カップで悲願の重賞制覇を目指す。前走もあとちょっと、もうほんとにあとちょっとのところまで迫っての3着。この秋の充実ぶりは顕著で、相手がさらに強くなったここでも十分にチャンスはあるはず。師走に心熱くなる激走を！
日曜日の中山ではソレイケギンチャンがスタンバイ。デビュー戦に続いて前走もいい競馬で、一戦ごとに戴冠に近づいている雰囲気がある。父の産駒らしく良いスピードを持っているので、距離短縮も味方になりそう。露出の多い有馬記念の日に勝ち上がれば、父にとっては最高のクリスマスプレゼントになるかもしれない。期待したい。