レース後評

レース前短評

マイネルモーントとライラックが金鯱賞に出走する。
昨年12月に復帰してから充実一途のマイネルモーントが、ここで初重賞制覇を目指す。ユタカが強い先行馬に乗ることもあり、それなりのペースで流れそうなレース展開の中でどれだけ脚を溜められるかが鍵となりそうだが、今の充実ぶりならば乗り越えるべくハードルはそれほど高くないように思える。ここからどこへ向かうか、向かえるのか、期待の大きな一戦。
明けて6歳を迎えても、オルフェーヴルの子供らしく枯れることを知らないライラックは、前走のAJCCが本当に素晴らしかった。相変わらずこの時期は良く頑張ってくれるし、前走のメンバーを考えれば、ここでもチャンスは十分ありそう。期待したい。
土曜日の中山で行われるアネモネスステークスには、ムーンライトラガーがスタンバイ。
前走はスタートで立ち遅れてレースの流れに乗り切れないまま終わってしまったが、デビュー戦で見せてくれた脚は非常に良かった。中山のマイル戦が向いているタイプにはとても思えないが、反面、阪神外回りコースで大外から飛んできそうなイメージもあり、桜花賞に出したい気持ちも分かる。戸崎騎手が空いていたことはラッキーで、適正外のレースのここで結果を出せれば未来が一気に拓けてくるかもしれない。どんなレースを見せてくれるか楽しみだ。