メジロマックイーン関連ニュース
時代の波にもまれ、犠牲になった分をいつかどこかで……
9月11日付けでメジロガンバスがJRA 登録を抹消しました。
メジロガンバスはメジロサンドラの弟として期待を背負って2005年の1月にデビュー。初陣こそ6着でしたが、少しずつレース振りを良化させていくと8戦目で初勝利。続く500万も優勝し、素質開花を思わせましたが、その後は勝ちきれない競馬が続き結局2勝をあげたのみで登録を抹消することになりました。
管理する柴田政人師は、自身のジョッキー時代も義理人情を第一とし、決してフリーになろうとはしなかった人で知られていますが、調教師になってからもその姿勢を貫き、高松邦男厩舎時代の弟弟子だった小野次郎騎手や、弟子の石橋脩騎手を積極的に登用し、メジロガンバスも例に漏れず彼らの騎乗が多くなっていました。
リズム悪く走るガンバスの姿を見るたびに、豊だったら……なんて願いもありましたが、師の強い意思に自分たちが逆らったところでもどうにもならず。
時代に抵抗する姿勢を応援したい気持ちはもちろんありますが、反面「うちのを犠牲にしなくても……」という複雑な思いもあり、結局このモヤモヤした気持ちは、石橋脩騎手が立派な一人前のジョッキーに育ってくれることでしか晴れないのかもしれません。
ガンバスの今後については分かり次第お伝えします。
[2008 09/16]