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繁殖牝馬として生きられるチャンスは得た
本日、新ひだか町にある北海道市場で開催された『2008年 ジェイエス繁殖馬セール』に、ニシノニチリンが上場。
1785000円(税込)の値で、「トーセン」の島川隆哉氏が落札しました。
ニシノニチリンは、現役時代に田辺裕信騎手とのいぶし銀コンビで3勝をマーク。繁殖に上がってからは、2007年に父ムーンバラッドの男馬、2008年に父セイウンスカイの男馬を世に誕生させ、今年はゼンノエルシドとの受胎が確認されている中でのセリ上場でした。
GI 種牡馬を受胎した状態の繁殖牝馬に200万にも満たない値というのはいかにも安い気がしますが、この不景気ではそれも致し方ないでしょうか。何とか畜産などと、サラブレッドの生産とはまったく関係のないように思える会社が、異常なほどの安値で多くの馬を購買していった現状を思えば、どんな値であろうとも「馬主」さんに買われたニシノニチリンは幸せなのかもしれません。
何とか結果を残して、自分の生きていく道を切り開いてほしいです。
[2008 10/22]