ロゼッタが登録を抹消

突然舞い降りた不幸は幸せ溢れる未来への予言

　3月22日付けでロゼッタが JRA 登録を抹消しました。
　ロゼッタは2004年の8月にデビュー。翌年の2月には武豊騎手を背に、5戦目で初勝利を挙げますが、次のレースで大きな落馬事故に巻き込まれ半年近い休養を余儀なくされます。
　ロゼッタには何の落ち度もない突然の悲劇でしたが、わずか6ヶ月足らずで復帰すると、2006年の12月には単勝万馬券の人気薄で2勝目を手にします。
　その後はクラスの壁に阻まれ、昨年からは障害戦も試されましたが、結果が出ないまま登録抹消となりました。
　唐突に与えられた不幸な出来事にも負けず、400?そこそこの身体という生まれながらのハンデにも屈せず、2勝を挙げ6歳まで走り続けたロゼッタは、とても強い子でした。
　今後のことはまだ分かりませんが、どんな逆境にも負けなかった気高き強さがあれば、何処へ行っても大丈夫でしょう。
　ひとまずお疲れ様でした。