マックっ仔最後の世代、メジロイングリッドがデビュー戦を勝利

先のことは考えず、ただ今は溢れ出る想いの海に浸っていたい

　マックっ仔最終世代二頭のうちの一頭、メジロイングリッドが、今日の新潟5R メイクデビュー新潟 芝1600m で初陣を飾り、3番人気ながら見事にデビュー戦で勝利をおさめました。
　レースは内枠を生かしながら、終始1、2番手で積極的なレース運びを展開。直線入り口では早くも先頭に立ち、後方を1馬身、2馬身と突き放していくが、鞍上の手綱は動かぬまま。やがて外から詰めてくる馬が現るも、ゴーサインを出されたイングリッドの脚は衰えず、最後までしっかりとした脚取りでゴール版を駆け抜けていきました。
　白灰の柔和な身体はいかにもバネがありそうで、レースセンスもスピード感も十分なもの。素質の高さは疑いようがなく、新たな夢の担い手が現れてくれたようです。
　昨年のディアジーナに続き、最後の最後でまたこんな素晴らしい馬を世に送り出すのだから、マックの名役者ぶりはまだまだ健在のよう。天国から聞こえてくるのは、こんな言葉。
「どんなもんだい」