メジロティターンがマックやオーロラの待つ天国へ

あなたがいてくれたからこそ、今の僕たちの幸せも悲しみもあり

　マックの父親であり、天皇賞親子三代制覇の二代目を担ったメジロティターンが、13日の朝6時30分過ぎに老衰のために天国へ召されました。31歳。
　メジロティターンは、1978年3月22日生まれ。受胎率が極端に低かったメジロアサマから生まれた最高傑作で、「アサマの仔で天皇賞を」という故北野豊吉氏の願いを叶え、1982年の10月31日に東京競馬場で行われた第86回秋の天皇賞を優勝。種牡馬入り後は、われわれの人生を彩ってくれたメジロマックイーンを誕生させてくれました。
　全ての物語はアサマからティターンに紡がれたことではじまりました。今、僕たちがこうしてみんなと一喜一憂できるのも、ティターンがいてくれたからこそ。
　感謝以外の言葉は見つかりません。
　マックの母、メジロオーロラも2004年の4月7日に天国へ旅立っており、これでマックの家族がみな、天国でのんびりとした毎日を過ごせることになりました。
　自分たちに夢や幸せを与えてくれたみんなに、心から「ありがとう」を。本当に、本当にありがとう。

　▲ マックそっくりに牧草を頬張るティターン

　▲ 牧場に行けば、マックと同じでいつもこんな感じ

　▲ 翌年もまた……。マック、オーロラと共に、いつまでものんびりと優雅に