メジロマックイーン関連ニュース
どうか彼女の血を、この先へと残して
繁殖牝馬として余生を過ごしていたアトムチェイサーが、本年3月15日に用途変更となり、繁殖生活を引退していたことが分かりました。
アトムチェイサーはマック初年度産駒として1997年にデビュー。新馬勝ちの内容から一躍クラシック候補生として名を連ねましたが、その後は度重なる故障で満足に使いこめず2003年に現役を引退。
翌年より繁殖生活に入ったものの、現役時代同様に繁殖生活も順風満帆とはいかず、計7年で残した産駒は僅か2頭でした。
全体的には不遇な運命でしたが、マックっ仔の初年度産駒を代表する一頭として、彼女が作りだした功績は決して少なくありません。
せめて願わくば、彼女の血を後世に。
その願いは、現在中央競馬で現役を続けている4歳牝馬のアトムスパンカーと、今年2歳を迎えた父タップダンスシチーの牝馬に託されることになります。
お疲れさまでした。
[2010 07/29]