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マック×ステイゴールドのヤンチャ坊主2号こと、フェイトフルウォーがクラシックの登竜門、京成杯(GIII) に出走。
今日は内々の先行集団でレースを進めると、経済コースを通って絶好の位置取りで直線へ。直線はしばらく前が壁になっていましたが、横の馬がタレた瞬間を見計らって一気に抜け出すと、最後は後方から脚を伸ばしてきた馬に迫られながらも、ハナ差凌ぎ切り、デビュー4戦目で嬉しい重賞初勝利を飾りました。
着差は僅かですが、この勝利でクラシックへの出走権はほぼ手中に。クラシックが全てだとは思いませんが、関係者が一様にクラシックを目指す現状を考えれば、クラシック出走へ躍起になって酷使されるより、余裕を持ったローテーションで使われることは、この馬の未来をきっと変えていきます。
完成はまだまだ先と分かりながら、そこへ辿り着く前に潰れていく馬は、世代に何頭もいるものです。
ヤンチャ坊主ながら、デビュー戦同様に決めるところをきっちり決めて、自分の馬生をいい方向へと向けたフェイトフルウォーは「なかなかやる奴」。やはり只者じゃありません。
フェイトフルウォー:田中勝春騎手「最後はなんとなく出ているような気もしたのですが、勝っておいてくれと祈るような気持ちでした。イメージ通りの騎乗で、前に出して行って少し掛かり気味でしたが、4コーナーでも抜群の手応えでした。直線は行くところがなくてヒヤッとしましたが、最後もよく伸びてくれました。これで賞金加算ができたので、安心しました」
(ラジオNikkeiより)
© JRA
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[2011 01/16]