メジロアルタイスが現役を引退。乗馬に

重き荷物を降ろし、あとは君らしく自由気ままにいつまでも

　メジロのマックっ仔として現役最後の芦毛牡馬だったメジロアルタイスが、2月2日付けでJRA 登録を抹消されました。
　メジロアルタイスは美浦の大久保洋吉厩舎の所属馬として、2006年暮れの中山競馬でデビュー。
　大久保厩舎とメジロのマックっ仔との付き合いは、メジロシャープからはじまり、過去何度と悔しさを味わってきました。アルタイスにも当然「今度こそ、今度こそ」の思いがこもり、期待は大きかったのですが、善戦すれど勝ち切れずの競馬を繰り返し、初勝利は翌年の夏の札幌でした。
　その後も僕たちの夢を背負って頑張ってくれましたが、2009年10月の競馬後に屈腱炎を発症。メジロ牧場で懸命の治療が行われてきましたが、今年1月に再び屈腱炎を再発し、このまま現役を引退することになりました。
　通算成績は35戦2勝。
　振り返ってみるとわずか2勝したのみでしたが、デビュー前から僕たちの重き期待を背負い必死に頑張ってくれたことは、感謝してもしきれません。本当に多大な荷物を抱えながらよく頑張ってくれました。
『メジロ牧場のメジロ牧場的こころ』によれば、今後は乗馬になるとのこと。
　お疲れ様。本当にありがとう。心から感謝。

　▲ ありがとう