メジロマックイーン関連ニュース
お疲れ様。そして本当にありがとうございました。
今日の中山記念(GII) の出走をもって、我らが池江泰郎調教師が調教師生活にピリオドを打ちました。
マックをはじめ、数多くの名馬を管理してきた池江先生には、マックイーンの仔も沢山管理していただきました。
大器シュペルノーヴァ、ラビットボールの仔ハリケーンメーカー、エルナンドを近親に持つヤマニンチャレンジ。今になってみると、初年度産駒から師とのコンビで結果をもっと残せていれば・・・とも思わずにはいられませんが、シュペルノーヴァとメジロサンドラ、そして池江先生が管理した最後のマックっ仔、メジロブリットには多くの夢を見させてもらいました。
どんなに時代が変わって行こうとも、マックの存在が絶対であると同じであるように、池江師の存在もまた絶対です。
馬を語る口調や仕草、言葉に重みや味気のないホースマンが増える中で、偉大なる名伯楽がまた一人、年という区切りだけで競馬場を後にすることは残念ですし、さびしいです。
本当にお疲れさまでした。そしてありがとうございました。
池江泰郎調教師「この社会に入って55年、多くの人の支えでここまで来れました。感謝しています。最後の勝利が小倉だったことは、九州出身の自分に対するプレゼントをもらった気がします。また、たくさんの思い出が詰まっている中山競馬場で最後のレースを迎えたことは何か縁があったのでしょう。ディープインパクトが引退したのもここでした。今日のすべてのレースを終え、やりつくしたという気持ちです。今日は勝負の日でしたので、2、3日したら引退の実感が湧いてくると思います。まずはゆっくりしたい気持ちもありますが、自然と馬の匂いがするところに戻って来るのではないかと思います。ファンの皆様には花束ももらい、あたたかい声援も頂き、次の人生でも頑張れよという励ましをもらった気がします。ファンあっての競馬ということを忘れないで欲しいと思います」(ラジオNikkeiより)