ヒカルナガレボシ, ロックフェアレディ が登録を抹消。それぞれ地方へ転籍

終わりは始まりの第一歩

　9月28日付けで[孫]ヒカルナガレボシと、[孫]ロックフェアレディがJRA 登録を抹消されました。
　ヒカルナガレボシは本年5月の未勝利戦でデビュー。後方から鋭い脚で掲示板を確保し、高い素質を見せてくれましたが、ヒカルカリーナっ仔の宿命なのか、あまり使いこめず、以後2戦して4着、3着と勝ち切れず、7月から競馬場に戻ってこないまま登録を抹消することになりました。
　通算成績は3戦0勝。
　今後は兄たちも再デビューの地として選んだ金沢へ転籍予定とのこと。
　残した結果やレースの中身を見ても、中央で勝てる力があったことは疑いようがなく、地方でしっかりと体質を強化してくれば、いずれまた近いうちに彼と中央の舞台で再会できることでしょう。
　一方のロックフェアレディは、フラワーC(GIII)勝ち馬タイムフェアレディの3番仔。
　こちらも身体が弱く、今年6月のデビューからわずか3戦で登録抹消となってしまいましたが、時間が足りなかっただけで、能力が足りなかったとは思えず、転籍予定の名古屋でしっかりと体力をつけれくれば、きっと再び中央で寛恕の名を聞く日がやってくるはずです。
　いずれの馬たちも、一つの区切りがついただけで、まだ何も終わっていません。新しい舞台でしっかりと名を残し、もう一度このステップへ。