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メジロマックイーン関連ニュース

オルフェーヴルが7頭目の栄冠。メジロマックイーンが3冠馬の祖父に


昨日行われた第72回菊花賞(GI) に出走したオルフェーヴルが優勝。
史上7頭目の牡馬クラシック三冠馬となりました。

素晴らしい風格をまといながら淀のパドックに姿を現したオルフェーヴルは、周回コースの外目を堂々と闊歩。
レースでも王者の貫録で圧巻の走りを見せてくれました。
不利と言われる外枠スタートも無難にこなし、正面スタンド前では前に馬を置く形で中団馬群の中へ。スタートから終始、折り合う折り合わないギリギリの線を行ったり来たりしていましたが、池添騎手が何とかなだめると、ハミが抜けたバックストレッチからは悠々と前を追走。3、4コーナーの下りで推進力を増していくと、まるでマックのように4コーナーで先頭。
そのまま馬場の真ん中を一気に突き抜け、最後は流したままでトリプルクラウンを達成しました。

勝ちタイムは3:02.8。2着ウインバリアシオンに付けた着差は2と半馬身差。
オルフェーヴルはこの勝利でGI 3勝、重賞が5勝目、通算成績を10戦6勝としています。

またメジロマックイーンにとっては、6度目の孫GI 制覇、重賞制覇は14度目、そして父内国産馬としてはじめて3冠馬の祖父となりました。

池江泰寿調教師「勝てて嬉しい気持ちとホッとした気持ちと半々です。牧場スタッフのおかげで良い夏を過ごせたことが、三冠を獲れた最大の要因だと思います。いつも調教師席のモニターでレース観戦しているのですが、生で三冠を達成する瞬間を観ようと思い、4コーナーを回ってから慌ててスタンド観覧席に出ました(笑)。今後の予定は、短期的には馬の状態を確認してからジャパンカップ(GI)か有馬記念(GI)に向かいたいと考えています。また、中長期的なプランとしては、来年凱旋門賞(G1)に挑戦したいと思います」(JRA より)

池添謙一騎手「無事に三冠を達成できてホッとしています。レース前の取材や新聞記事から十分三冠を意識していましたし、プレッシャーはきつかったです。今日は朝からソワソワしていましたが、いつもどおり自分のペースを崩さないように心がけました。レースの合間にディープインパクトで三冠を達成した武 豊騎手が向かいに座っていた時に、この人はどうやってこのプレッシャーを克服したのかと感じ、この人は本当に凄い人だなと思っていました(笑)。池江先生からは『オルフェーヴルと謙一を信じている。』と言われたので、自信を持って騎乗しました。ゴール後、外ラチに飛んでいって新馬戦のように落馬しましたが、最後もオルフェーヴルと僕らしい瞬間でしたね(笑)」(JRA より)

オルフェーヴルが7頭目の栄冠。メジロマックイーンが3冠馬の祖父に © JRA
© JRA

オルフェーヴルが7頭目の栄冠。メジロマックイーンが3冠馬の祖父に © JRA
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[2011 10/24]

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