メジロマックイーン関連ニュース
彼の走りを見られることが何よりも嬉しく
少し夏混じりの薫風を気持ちよさそうに浴びながらパドックの周回を重ねたスルタン閣下は、休み明けでも状態に不安があるようには思えず、気持ちの面でも前向きさを取り戻したように感じた。
レースはいつものようにハナを奪い、飛びの高さが目立つ飛越ながら最後までしっかりと障害を飛びきった。勝負どころで後ろに下がってしまったのは平地の時と同じで、気持ちの面なのか、それともバテてしまったのかは分からないが、マックっ仔が中央の競馬場で走ってくれることは、本当に楽しく、嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいだ。
結果は1番人気に応えられず14頭立ての8着に終わってしまったが、彼の新たなチャレンジに拍手を送りたい。
新しい物語はまだ始まったばかり。
障害を飛ぶスルタン閣下は、きっと春天で走っていた時と同じくらいカッコいい。
スルタン閣下が出走した同じ日の8R 500万条件戦にはミラクルフラッグが出走。
こちらも上位人気に推されましたが、期待に応えることはできませんでした。
[2012 05/05]