タイセイレジェンドがクラスターカップ(GIII)を優勝。重賞初制覇を飾る

他よりゆっくりな分、その歩みはより確かなものに

　本日、盛岡競馬場で行われた地方・中央交流、第17回クラスターカップ(GIII)ダート1200m をタイセイレジェンドが優勝し、重賞初制覇を飾りました。
　レースは、二の脚を効かせてハナを奪ったタイセイレジェンドが、スイスイと先頭を快走。直線に入っても脚色衰えるどころか逆に後続をグングン引き離し、最後は6馬身の差をつける圧勝劇でした。
　タイセイレジェンドはこれで通算成績を24戦7勝とし、またマック孫の重賞制覇は、宝塚記念のオルフェーヴル以来19度目となりました。
　好素材と評価されながらも体質の弱さもあり、ここまで出世が遅れたタイセイレジェンドですが、なんだかんだと確実にステップを刻み続け、重賞制覇までたどり着きました。
　このまま勢いだけでなく確実な足取りで前へ進み続ければ、秋にもっと大きなタイトルを手にしているかもしれません。

タイセイレジェンド：内田博幸騎手「内枠で斤量も軽かったし、抑え込んでこの馬の持ち味が出せないと思っていたので気持よく走らせた。直線に向いてからの反応が良かったので、これなら交わされないと思った。これからビッグレースでも活躍してほしいね」（馬三郎より）