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本日3月30日の阪神11R 第57回 産経大阪杯(GII)芝2000m に出走したオルフェーヴルが、道中中団馬群の一番後ろから勝負所で捲り気味に進出。直線入り口で先頭に並びかけると、そのまま押し切り2013年初戦を勝利で飾りました。
過去の三冠馬で5歳以降(旧6歳)も現役を続けたのは、ミスターシービーとナリタブライアンの2頭だけで、しかも彼らの戦績は周知のとおり。
現役を続けるのは去年の悔しさからか、それともキングカメハメハにエアグルーヴのようなビカビカの良血馬でない配合が社台に嫌われているのか。
上がり勝負で着差が付きにくい展開だったにせよ、最後はショウナンマイティに詰め寄られるなど、物足りなさも感じた今日のパフォーマンスに、今年一年の苦戦を少し予感させますが、とにかく勝利で再スタートを切れたことで、歯車はもとに戻せたでしょう。
墜ちた誇りを輝かせる術はただ勝利のみ。
勝って勝って勝ちまくるしかありません。
9度目の重賞制覇を果たしたオルフェーヴルは、これで通算成績が18戦10勝に。
またマックファミリーは前日のラブイズブーシェに続いて今季12勝目で通算勝利数は115勝目。そして重賞制覇は26度目となりました。
池添謙一騎手「断然人気でしたし、今年の初戦、結果を求められる中、僕自身もそう思っていましたから、とにかくホッとしています。レースのことはゲートを出てから考えようと思っていました。いいスタートを切った後、リズム良く走ってくれましたし、馬の後ろにつけて、呼吸を整えながら我慢しました。後ろにショウナンマイティがいるのは分かっていましたが、自分から前を捕まえないとと思っていましたから、自分で動いて行きました。休み明けの分、この馬の割にモタモタするところはありました。牧場、トレセンと順調に来ていましたし、今日はいい感じでした。パドックではイライラしていましたが、速い返し馬をすると落ち着いてくれました。いいスタートを切れましたし、皆さんの求めるところに僕がいれたらと思います。この馬のためにフランスへ行ってきます!」(ラジオNikkei より)