ゴールドシップが宝塚記念(GI)を制覇

昨日6月23日に行われた第54回 宝塚記念(GI)に出走したゴールドシップが、道中離れた先行集団の中から直線力強く抜け出し快勝しました。
3と1/2差の2着にはダノンバラード。

前走の天皇賞で自らの弱点を露呈したゴールドシップでしたが、今日は鞍上も気合いが十分。
スタートから押して押してポジションを取りに行くと、先行集団ですんなり流れに乗り切り、ゴールドシップにとっては序盤の鬼門とも言える難所をクリア。
勝負どころでもいつものように手応えが悪いところを見せますが、そこも「待っていました」と言わんばかりに内田博幸が、グイグイおりゃおりゃと手綱を動かしまくって、ゴールドシップのエンジンに火を入れ続け、そして遂に点火。
直線半ばで後続をねじり倒すと、あとはただ一騎、悠々とゴール板を駆け抜けていきました。
ゴールドシップはこれで13戦9勝の戦績。
重賞7勝目で、GI は早くも4勝目。
またマック孫は、13度めのGI 制覇で重賞制覇数を27に伸ばしています。

内田博幸騎手
「強いゴールドシップが帰ってきたことを本当に嬉しく思います。調教でいい動きをしていたので、スタートが他馬より速くなくても押して行けば前につけられるという自信がありました。なるべく前で、タメながらレースをしたかったんです。うまく行きました。強いメンバーが揃っていて、この相手でどれくらいやれるかと期待の方が大きかったのですが、力で捻じ伏せてくれて、これからの活躍がさらに楽しみになりました」
(ラジオNikkei より）