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日本時間の昨夜、フランスのロンシャン競馬場で行われた第92回凱旋門賞に、オルフェーヴルが出走しました。
道中は中団の外目を追走、勝負どころで包まれながらも、馬群がバラけた直線で懸命に脚を伸ばしましたが、先に抜けだしたTreve の影さえ踏むことができず、5馬身差の2着に敗れました。
同じく日本から遠征していたキズナは4着。
手を伸ばせば、もう届きそうな冠でしたが、今年また突き放され。
それでもレース後に今後も諦めない姿勢を見せていた日本馬陣営の立ち振舞は、立派だったと思います。
オルフェーヴルは今後、有馬記念出走を目指し、そのレースがラストランになるとのこと。
栄光と挫折、振り幅の大きかった栗毛のやんちゃ坊主も、いよいよ現役最終章を迎えます。
池江泰寿調教師
「精一杯この一年間やってきたし、力は出し切ったと思います。それでも負けたので、勝った馬が強かったとしか言いようがありません。スミヨン騎手は完璧に乗ってくれました。凱旋門賞(G1)はやはり重い扉でした。昨年は一瞬開けることが出来て、ゴール寸前に閉じたという状態でしたが、今年は扉に手をかけることすら出来ませんでした。ヨーロッパの層の厚さをまざまざと見せられたという感じです。また強い馬を育てて勝つまで挑戦したいと思います。夜遅くまでオルフェーヴルを応援していただきありがとうございました。」(JRA より)
スミヨン騎手
「少し締められた感じはありましたが、それ程影響はなかったです。自分としては、良い騎乗が出来たと思います。勝ち馬は、前が空いて一直線に5馬身・6馬身・7馬身と突き放して行きました。5kgの斤量差が、大きかったと思います。」 (JRA より)
[2013 10/07]