メジロマックイーン関連ニュース
2009年のクイーンC(GIII)、フローラS(GII)を制し、続くオークス(GI)でもブエナビスタの5着に入ったディアジーナが、本年2016年の2月26日、天に召されていたことが分かりました。
ジャパン・スタッドブック・インターナショナルの血統書登録情報に基づくもので、詳細は分かりませんが、2月17日にゴールドアリュールとの牝馬を産んでおり、産後の予後が悪かったのかもしれません。
ディアジーナは現役時代12戦4勝の戦績。
前述のクイーンC とフローラS、2つの重賞を優勝し、オークス後にはアメリカンオークス(GI)の招待を受けるなど、同じ時期に活躍をしていたヤマニンメルベイユ、ホクトスルタン閣下と並んで、マックっ仔によるGI 制覇を願う我々マックファンにとっては、最後の希望でした。
女の子らしい綺麗な灰色の馬体と、そんな見栄えに反するかのようなレースで見せる根性や粘り腰、そして背中に見える内田博幸騎手の力強い姿が忘れられません。
ディアジーナはわずか5世代しか子供を残せませんでしたが、3番仔のディアマイラブ、ステイゴールドとの4番仔、そして最後の産駒にも牝馬を残しており、血筋を繋げていく可能性はまだまだ十分。
ノーザンファームに買われたこと、それに伴いステイゴールドとの配合を続けられたことで、逆に彼女の可能性は萎められてしまったのかもしれませんが、残された3頭の牝馬たちが枝葉を広げることで、いつの日かディアジーナの名前が再び輝くときが来るでしょう。
どうか安らかに。
[2016 11/14]