デルニエオールがデビュー戦で勝利

本日9月10日の阪神6R 2歳新馬戦 芝1400m に出走したデルニエオールが、道中後方5番手から4コーナーで前へ取り付き、直線半ばで抜け出すと、最後は内、外から来た馬の追撃を受けながら振り切り、デビュー戦を勝利で飾りました。

デルニエオールはオリエンタルアート11番目の仔にして最後の仔で、ドリームジャーニーやオルフェーヴルらの全妹になります。

ハミ受けが悪いのか、道中は終始首を上げるなど行儀の悪さを見せていましたが、それもこれも「オルフェーヴルの全妹だし」の一言で笑って済ませるレベルで、それだけ余裕がある証拠なのかもしれません。

姿形はオルフェーヴルに、走りはドリームジャーニーに似ている最後の黄金は、どれだけの輝きを放っていくでしょうか。

なお、この勝利でマックファミリーは今季16勝目、通算で193勝目となりました。
メジロマックイーンファミリー 勝利一覧

池添謙一騎手
「スタートは速くありませんでしたが、促して折り合いをつけて運びました。3コーナーでムキになるところがありましたが、何とか後ろで我慢しました。4コーナーで並びかけた時、物見をするようなところがありました。それでも他の馬が来たら来たなりに伸びました。まだ小柄（408kg）なので、体の成長が欲しいですね。でも反応の瞬発力は素晴らしく、楽しみな馬。あとはメンタルです」

デルニエオール © サンスポ