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本日2018年9月23日の中山5R 2歳新馬 芝2000m でポルトラーノが初陣を迎えました。
戦前危惧されていた気性面での危うさは、パドックではまったく見せず。
良血馬特有の雰囲気、イケメンというか色気を振りまきながら、ゆっくりと周回していきます。
おとなしすぎて逆に心配になってしまうほどでしたが、返し馬になってもその雰囲気は変わらず。
少し気持ちの強そうな目つきは見せるものの、ザ・ステイゴールドといった様子はなく、落ち着いたフットワークを披露してくれます。
じゃぁゲートでやらかすか!?と思いきやゲートの中でも大人しく、出も普通。
スタートからすんなりと先行集団で流れに乗る優等生っぷりで、戦前の噂はどこへやら。
ペースが上がってからの反応が一息で、4コーナーでの手応えは決して良くありませんでしたが、そこから鞍上のアクションに良く応え、ゴール前までしぶとく脚を伸ばしていき2着。
良くも悪くもオルフェーヴルっ仔らしいデビュー戦でしたが、晩成傾向が強いエアグルーヴ系であることや、成長力が売りのステイゴールド一族でもあることを考えると、十分に満足できるデビュー戦だったのではないでしょうか。
初戦の手綱を握ったルメール騎手は、レース後に「頑張りましたが、4コーナーでは勝ち馬の反応の方が速かったです。トビが大きく、広いコースの方が良さそうです。距離ももっと長くてもいいかもしれません」とコメント。
ポルトラーノとは西洋で古くに使われていた航海図のことらしいですが、その地図に書き込まれた目標は当然「あの」舞台になってきそうです。
[2018 09/23]