メジロマックイーン関連ニュース
今年2020年のダイヤモンドS で重賞初制覇を飾ったミライヘノツバサが、右前脚に浅屈腱炎を発症し、2020年6月5日付けでJRA 登録を抹消しました。
ミライヘノツバサは2015年10月の新馬戦でデビュー。
4戦目で初勝利をあげると連勝で皐月賞へ。
残念ながら皐月賞、菊花賞と歩んだクラシック路線はふるいませんでしたが、翌年のAJCCと日経賞で勝ち馬と僅差の競馬を繰り広げ、重賞制覇も目前のように思われていました。
しかしその後に屈腱炎を患い長期の休養に入ると、復帰後は脚元との闘いに時間を削られ思うような成績は残せず。
苦しい時間が長く続き、引退も視野に入れながら、「最後の挑戦と」強い負荷をかけてのぞんだダイヤモンドS。
そこで若き鞍上と共に重賞初制覇を果たすと、天皇賞春では3歳時以来のGI 挑戦も成し遂げ、ある意味、彼の競争生活はここで満ちたのかもしれません。
今後は東京競馬場での誘導馬転身を目指すとのこと。
「未来への翼」
いつの日か彼に導かれた数多くの競走馬たちが、希望溢れる未来へと羽ばたいていくことでしょう。
お疲れさまでした。
[2020 06/08]