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2018年の皐月賞馬エポカドーロの現役引退が明らかになりました。
エポカドーロは、2017年10月の2歳新馬戦でデビュー。
2戦目で勝ち上がると、優れたレースセンスと粘り腰を武器にトントン拍子に出世街道を渡り歩いて皐月賞を制覇。
ダービーでも僅差の2着に入り、未来の活躍は約束されたように思われましたが、その後は鼻出血や腸捻転などのアクシデントも重なり順調には使えず。
昨年3月の大阪杯以来となる、札幌記念での復帰に向けて調整が続いていましたが、管理する藤原調教師が「心技体全てにおいて良くない。これでは立て直すことは厳しいだろう。何とかもう1戦、と思って調整してきたが、復帰は諦めることにした。今まで頑張ってくれた」とコメント。
心身ともに整っていない状況で無理して使うことよりも、彼の気持ち、身体の両面を尊重した判断がとられたようです。
今後は関係者間で協議中とのこと。
父オルフェーヴルにとっては、初年度産駒でクラシック制覇の栄光をもたらしてくれただけでなく、フォーティナイナー(Mr. Prospector)持ちが成功の鍵になるという配合での正解を見出してくれた孝行息子。
Epoca d’Oro = 「黄金の時代」の始まりを告げるに相応しい馬でした。
お疲れさまでした。
[2020 08/06]