メジロマックイーン関連ニュース
本日2020年10月11日の新潟4R 障害未勝利 直線芝2850m に出走したポルトラーノが、中団後方寄りの位置取りから掛かり気味に前へと進んでいくと、2周目3コーナー過ぎに早々と先頭、そのまま直線もしっかりとした脚で伸び切り優勝しました。
ポルトラーノは父オルフェーヴル、母ポルトフィーノという血統の4歳せん馬。
祖母がエアグルーヴ、母が活躍馬のポルトフィーノ。
望まれた舞台は当然クラシックだったり、古馬の王道路線でしたが、気性面の難しさから未勝利すら満足に走れず。
去勢され、たどり着いた障害の舞台に、多くの人は失望感を抱いたかもしれませんが、大変な苦労をしたであろう陣営にとって、そして期待を裏切ってしまった彼にとっては、誇るべき最初の勲章。
「オルフェーヴル産駒はじめての障害戦勝利」
それだけでも十分、歴史に名を刻んでくれました。
ポルトラーノはデビュー9戦目で、念願の初勝利。
オルフェーヴル産駒は障害初勝利で、今季90勝目、通算270勝目となりました(障害1勝、地方交流重賞3勝含む)。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
草野太郎騎手
「ゴチャついてしまって前回収まったところに収まれず、前半はずっと引っ掛かってしまったのでさすがに厳しいかと思いましたが、地力で押し切ってくれました。やりたかった競馬とは違いましたが、能力はあります。精神的にも肉体的にももっと安定してきてほしいので成長待ちですね。もう少し気持ちがドシッとしてくればもっと良くなると思います」
(競馬ブックより)
[2020 10/11]