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ユーバーレーベンが直線突き抜け、オークスを優勝。父ゴールドシップと岡田総帥に届けるGI 初制覇


本日2021年5月23日に行われた東京11R 優駿牝馬(GI)芝2400m にユーバーレーベンが出走。
レースは武豊騎手跨るクールキャットがイーブンペースで淡々とラップを刻む中、ユーバーレーベンは中団外目を追走していくと、3コーナー過ぎからじわっと進出、直線は外から猛然と追い込み、抜け出し、そして栄光のゴールへと駆け抜けて行きました。
ユーバーレーベンは父ゴールドシップ、母マイネテレジアという血統の3歳牝馬。

今年に入ってから一頓挫あり、復帰戦を勝ちきれず、それが結局オークス一本狙いという道筋を作ることになりましたが、まさに人間万事塞翁が馬。
人生何がどう転ぶかは未来になってみないと分からないことですが、悪いことでさえも別の良いことに繋がっているかもしれない。
ユーバーレーベンに、またひとつ大切なことを教えられた気がします。

そしてゴールドシップにとっては待望のGI 制覇。
「生き残る」
ドイツ語でそう名付けられた愛娘の活躍には、故・岡田総帥の面影がいつまでも色濃く残っていくことでしょう。

GI 初制覇のユーバーレーベンは、通算7戦2勝の戦績に。
2019年にブラックホールが制した札幌2歳ステークス以来、2度目の重賞制覇となったゴールドシップは、はじめてのGI タイトル。
今季15勝目で、通算65勝目の勝利となりました。
[ゴールドシップ産駒 勝利一覧]

[「2015 – 」 – メジロマックイーン クロニクル]

ミルコ・デムーロ騎手
「感動しています。本当に嬉しいです。この馬は一時期調子が良くなかったのですが、ちょっとずつ良くなっていて、今日パドックで馬を見たらこの馬に乗りたいと思いました。スタートは出たのですが、みんなが出して行っていたので、ごちゃごちゃしないように少し後ろから行きましたが、ちょっと失敗したかもしれないと思いました。ですが向正面でスムーズになって、3、4コーナーでペースが上がった時でもすごく楽に上がって行けて、直線もじりじりと伸びてくれました。前走も直線でじりじりと伸びていましたし、距離は大丈夫、問題ないと信じていました。直線は早めに先頭に立って、物見をするかもしれないので最後まで頑張ってと思っていました。本当に素晴らしい馬です。本当に幸せです」

手塚貴久調教師
「前走フローラステークスでは体重が減ってしまったという反省点から、調教はフラットコースでしっかりやりたいということと、それ以外は気持ち軽めの調整に終始して、馬のストレスが溜まらないように注意してきました。追い切りは先週、今週と良い動きで、デビュー以来一番の出来だったと思います。本番も楽しめるかなと思っていました。位置取りは思ったよりも後ろになりましたが、レースが流れてくれて、今になってから、あの位置取りで良かったのかなと思います。4コーナーを回ってきた時も、しっかりとした手応えもありましたし、先頭に立つのが少し早いかと思いましたので、あとはもってくれと思っていました。岡田繁幸さんにも良い報告ができるのが一番かなと思います」
(ラジオNikkei より)

ユーバーレーベンが直線突き抜け、オークスを優勝。父ゴールドシップと岡田総帥に届けるGI 初制覇

© JRA
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[2021 05/23]

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