ホウオウヴォーヌ（オルフェーヴル）が、直線の叩き合いをハナ差制して大きな初勝利

本日2021年8月28日の札幌4R 3歳未勝利 ダート1700m に出走したホウオウヴォーヌが、気合いをつけながら先行集団の外でレースを進めると、追われて追われて4コーナーで先頭へ、直線は逃げた馬との激しい競り合いとなりましたが、これをハナ差制して優勝しました。
ホウオウヴォーヌは父オルフェーヴル、母ヴンダーゾンネという血統の3歳牡馬。

3歳未勝利戦も終わりが見え、多くの馬が「6着以下なら登録抹消」というまさに崖っぷちの一戦。
終始追い通しで決して見栄えのするレースではありませんでしたが、泥臭くても勝利をもぎ取る姿、この僅かハナの差に本当の美しさがあったのかもしれません。

ホウオウヴォーヌはデビュー8戦目で嬉しい初勝利。
オルフェーヴル産駒は今季76勝目で、通算365勝目となりました（地方交流重賞6勝含む）。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]

丹内祐次騎手
「ブリンカーを着けたんですが、道中の手応えは決していいとは言えませんでした。それでも、最後の最後に根性を見せて頑張ってくれました」
（競馬ブックより）