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サウジアラビア現地時間2022年2月26日、キングアブドゥルアジーズ競馬場で行われたネオムターフカップ Neom Turf Cup（GIII）にオーソリティが出走。
スタートから積極的に主導権を取って逃げていくと、勝負どころから懸命に手を動かす各馬を尻目に、持ったままの手応えで直線を迎え、そのまま後続を寄せ付けずに逃げ切りました。
オーソリティは父オルフェーヴル、母ロザリンドという血統の5歳牡馬。
BBC やCNN に映るウクライナの画と、サウジアラビアで優雅に競馬を嗜む紳士淑女とのコントラスト差は強烈で、エンターテインメントは平和の上にのみ存在するのだなと改めて。
この馬の走りで世界が変わるとは思いませんが、この後も世界中を飛び回り、彼の活躍によって苦しむ誰かの心にそっと光を与えてくれるような存在になってくれれば…..と願ってなりません。
海外重賞初制覇のオーソリティは、4つ目の重賞タイトルで、通算12戦6勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は海外重賞2勝目で、通算で31回目の重賞制覇となりました（海外重賞2勝、地方交流重賞6勝、ジャンプレース重賞2勝含む）。
[オルフェーヴル産駒 海外レース勝利一覧]
クリストフ・ルメール騎手
「自分の馬が一番強いと思っていた。道中は前向きだったし、スタミナがあると思った。ゴール前も粘ってくれた」
（スポーツ報知より）
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[2022 02/26]