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本日2022年5月5日の船橋11R かしわ記念(GI)ダート1600m に出走したショウナンナデシコが、スタートから果敢にハナを奪うと、1番人気馬に終始プレッシャーをかけられながらも直線残り200m で振り切り、そのまま逃げ切って優勝しました。
ショウナンナデシコは父オルフェーヴル、母ショウナンマオという血統の5歳牝馬。
勢いに乗った彼女を止める者は、牡馬に混じっても見当たらず。
今日はスタートから徹底的なマークを受けていましたが、それゆえ余計に強さが際立つばかり。
年末に彼女はどんな称号を手にしているか。いよいよ期待感が満ちてきました。
レース映像は南関東4競馬場|nankankeiba.com
地方交流重賞3連勝のショウナンナデシコは、通算21戦8勝(地方交流4戦3勝)の戦績に。
オルフェーヴル産駒は通算で7回目のGI 制覇、35回目の重賞制覇(海外重賞2勝、地方交流重賞9勝、ジャンプレース重賞2勝)で、今季29勝目、通算421勝目となりました。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
吉田隼人騎手
「本当に強かったと思います。船橋のナイターは2回目で、馬も落ち着いていましたし、いいテンションで競馬ができると思っていました。逃げるイメージはありましたが、他に行きたい馬もいると思っていました。スタートが抜群に良かったので、これはと思い行きました。力のある馬が隣にいたので結構プレッシャーがかかっていましたが、馬がそれ以上に走る気になってくれて、手応えを持って3、4コーナーに入れました。4コーナー手前でテイエムサウスダンに並ばれた時、馬の気持ちが少し一杯になりそうでしたが、よく凌ぎ切ってくれました。3、4コーナーは後続の馬の方が手応えが良く、飲み込まれそうになりましたが、コーナーの出口でセーフティーリードをとれた時、よし行けると思いました。この深いダートで、馬体の良い男馬相手だと、なかなか牝馬では勝てないと思いますから、よく勝ってくれたと思います。元々、脚元に不安のあった馬で順調にこられませんでしたが、古馬になって成長してくれて連勝しています。この連勝を途切れさせないように頑張りたいと思います」須貝尚介調教師
「内枠だったので、逃げるレースは選択肢の一つにありました。レース前、吉田隼人騎手には『思い切って競馬をしてほしい』と伝えました。3コーナーから4コーナーでテイエムサウスダンに並ばれたのが早くて、どうかなと思いましたが、よく凌いでくれました。脚に不安を抱えていた馬だったのですが、厩舎スタッフが一生懸命に仕上げてくれました。それに応えた馬も偉いです。深いダートをこなしてくれたことも褒めてあげたいです。思い切ったレースをした吉田隼人騎手も褒めてあげたいですし、一生懸命仕上げてくれた厩舎のスタッフも褒めてあげたいです。次走については、ハードな競馬をしたので、脚のケアをしながら馬の様子を見て考えたいと思います」
(ラジオNikkei より)