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本日2022年12月29日の大井9R 東京大賞典(GI)芝2000m に出走したウシュバテソーロが、いつものように序盤後方から4コーナー大外を通って進出していくと、直線もいつも通りの豪快な末脚で抜け出し優勝しました。
ウシュバテソーロは父オルフェーヴル、母ミルフィアタッチという血統の5歳牡馬。
この春まで3勝クラスに居た馬ですが、初ダートで活路を見出すとそこから出世街道を一気に突っ走ってGI制覇。
芝がダメでもダートで変わる余地があり、かつ5歳になってもまだまだ伸びる成長力と、種牡馬オルフェーヴルの可能性が存分に表れた馬で、きっと父にとっても誇らしいタイトル獲得となったことでしょう。
そしていまだダートで底を見せていないウシュバテソーロにとっては、今回の登頂成功は次なる険しき登山への序章に過ぎず、この先一体どんな頂で父の名声を広めていくのか、楽しみで仕方ありません。
デビュー27戦目で迎えた初の重賞、GI挑戦を見事に勝利で飾ってみせたウシュバテソーロは、通算27戦7勝の戦績に。
オルフェーヴル産駒は通算で8回目のGI制覇、40度目の重賞制覇(海外重賞2勝、地方交流重賞12勝、ジャンプレース重賞2勝)で、今季74勝目、通算466勝目となりました。
[オルフェーヴル産駒 勝利一覧]
横山和生騎手
「ウシュバテソーロはダートに来てから凄く強い競馬を見せてくれていたので、結果を残したかったです。本当に嬉しいです。メンバーも強かったですが、初めての大井競馬場のコース形態も踏まえていい形で競馬ができるかなとずっと考えていたので、うまく力を引き出すことができて良かったです。ある程度のポジションを欲しいと思っていたので、普段とは違った形の競馬になりました。ペースが遅かったので、そこだけはうまくしのいでくれと思っていました。直線に向いた時の雰囲気は、いつも勝っている時の感じで来てくれたので、後ろから来ないでくれと思っていました。ダートに転向してからこの成績なので、これからも順調に行って欲しいと願うばかりです」
(サンスポより)