メジロマックイーン関連ニュース
本日2023年12月30日の大井10R 東京シンデレラマイル(SIII)ダート1600m に出走したスピーディキックが、道中中団馬群の中から、4コーナーで他馬に弾き飛ばされながらも直線であっという間に抜け出し、最後は後続馬に迫られますがこれをクビ差退け優勝しました。
スピーディキックは父タイセイレジェンド、母デザートフラワーという血統の4歳牝馬。
今年はフェブラリーステークスを皮切りに、中央馬との戦いへ討って出たこともあり、1年間勝利から遠ざかってしまいましたが、そこで培われてきた経験と積み重なってきた悔しさを見せつける素晴らしい走り。
レース中に怪我をしたとのことなので、その影響は心配されますが、軽症であれば来年も勇敢な挑戦が見られることでしょう。
その活躍次第では、父タイセイレジェンドのようにやがて海を渡る日がやってくるかもしれません。
レース結果・映像はnankankeiba.comで。
東京シンデレラマイル連覇のスピーディキックは、この勝利で9回目の地方重賞勝利(中央交流重賞1勝)。通算成績を20戦10勝に。
父タイセイレジェンドも同じく9度目の地方重賞制覇を成し遂げました。
[メジロマックイーン・クロニクル]
御神本訓史騎手
「無事に勝つことができてほっとしています。今日もスタートうまく出てくれて、道中もいい感じでした。頭数が多い分進路を選びながらの騎乗で、4コーナーでは不利を受けましたが、最後はしっかりとした末脚を出してくれましたので、無事勝つことができました。今日は57kgを背負ってのレースで心配していましたが、スタッフのみなさんがしっかりと仕上げてくれましたので、抜群の切れ味でした。精神的にも成長を感じますし、今年は強い馬と戦ってきてタイトルを取らせることができなかったので、最後に一つ取ることができてほっとしています。この仔には繁殖という仕事が残っていますので、いい状態であげてもらえるように、来年は内容の濃いレースをしていきたいと思っています。いつも大勢のファンの皆様にご来場していただき感謝しています。今日は強いスピーディキックを久しぶりにお見せすることができてほっとしています。来年、さらに活躍してくれることを願って、また頑張っていきますので応援よろしくお願いいたします。今日はありがとうございました」藤原智行調教師
「素晴らしい馬が出ているので勝つか負けるかはやってみないと分からないですからこうやって無事二連覇できたのは本当に良かったなと思います。道中のレース運びはいい感じには進んでいたんですけど、最後の4コーナーで外に振られるようなレースになってレース上がりにちょっと怪我をしている点と最後の直線もゴール前でちょっとドキッとしました。レースの内容は無事勝ったので良かったかなと思います。飼葉食いも良くて追い切りの後も馬体重落ちずに今期の中で一番状態は良いかなとはスタッフとは話していたので今日レースに向かうのに自信を持って連れて来ました。見た感じだとそこまで大きな怪我ではないとは思うんですけど、怪我の様子を見ながらこの子は1マイルの子だと思うので1マイルをメインに競馬を使っていこうかなと思っています。年末最後の重賞戦線で寒い中、スピーディキックを応援してもらって無事勝つことができました。また来年もスピーディキックの良いところを見せられればと思いますので応援よろしくお願いいたします」
(楽天競馬より)