ヴェルミセル（ゴールドシップ産駒）がゴール前差し切り2連勝でオープン入り

本日2024年12月21日の中山11R グレイトフルステークス（3歳以上3勝クラス）芝2500m に出走したヴェルミセルが、レース序盤は後方から2周目3コーナーにかけてじわじわ進出していくと、4コーナーで前を射程圏に捉え、直線もしぶとく脚を伸ばしてゴール前差し切って優勝しました。
ヴェルミセルは父ゴールドシップ、母マルーンドロップという血統の4歳牝馬。

ローカルの2600m戦でのみ勝利をあげていた馬ですが、前走の強さが単に舞台条件だけでなかったことを、中山での一発回答で見事に証明。
中山長距離戦の混合3勝クラスを勝ち切るのはそう容易いことではなく、来年の長距離路線に秘密兵器が登場したかもしれません。

レース結果・映像はJRA公式で。

2連勝でオープン入りを果たしたヴェルミセルは、通算17戦4勝の戦績に。
ゴールドシップ産駒は今季54勝目で、通算243勝となりました。
[ゴールドシップ産駒 勝利一覧]

津村明秀騎手
「返し馬から良い雰囲気でした。調教師からじっくりと行った方が良いと聞いていたので、後ろからの競馬になりました。3コーナー過ぎから長く良い脚を使ってくれました。操縦性の高い馬だと思いますし、距離が延びて良い馬だと思います」
（ラジオNikkei より）