スピーディキック、3連覇ならずも無事のお嫁入りで父タイセイレジェンドの血は後世へと

昨年2024年12月30日に行われた第18回 東京シンデレラマイル（SIII）ダート1600m に、タイセイレジェンド産駒のスピーディキックが出走。
道中中団馬群の中から４コーナーにかけて大外を進出、直線も懸命に前を追いましたが、勝ち馬からは離れた3着に敗れました。

残念ながら東京シンデレラマイルの3連覇達成はなりませんでしたが、4コーナーから直線にかけての走りには、彼女のこれまでの歩みが詰まっているようで、思い出を振り返る時間を与えてくれたような気がします。
これでホッカイドウ競馬から始まったスピーディキックの物語は、一旦幕を閉じることになります。
東京2歳優駿牝馬からの快進撃、古馬になってからはフェブラリーステークスを皮切りに中央勢との闘いへと舵を切り、長い間立派に戦い抜いてくれました。

中央交流重賞1つを含む、重賞9勝の勲章を引っ提げての繁殖入り。
2024年10月に虹の橋を渡った父タイセイレジェンドの血筋は、彼女の子供達を中心に後世へと紡がれていくことでしょう。

おつかれさま。
そしてありがとう。

レース結果・映像はnankankeiba.comで。